WFI32シリーズの概要

WFI32

全体概要

WFI32E01ファミリーは2.4GHz 800.11 b/g/nをサポートした無線マイコンでPIC32MZ1025W104SoCにRFのフロントエンド回路を組み込んだ構成となっています。

型番の末尾は(fig.1)のようなアンテナの種類とクラウド(Google、AWSなど)向けに事前にプロビジョニングされているTrust & Goハードウェア・セキュアエレメントの搭載有無によって異なる模様です。

型式アンテナTrust & Go
WFI32E01PEPCBNo
WFI32E01PCPCBYes
WFI32E01UEU.FLNo
WFI32E01UCU.FLYes
(fig.1)型式末尾の相違
PIC32MZ1025W104 MCU and WFI32E01 Module with Wi-Fi® and Hardware-based Security Accelerator Data Sheet (microchip.com)より抜粋

技適について

発売当初はアメリカやカナダのみ電波認証を受けていた様ですが、最新の規制当局の承認文書( FI32E01PE Regulatory Approval DocumentationRelease Note )によると21年秋に日本や韓国、台湾なども認証を通過した模様です。

総務省 電波利用ホームページ | 技術基準適合証明等を受けた機器の検索 (soumu.go.jp) より抜粋

ESP32とWFI32の比較

ESP32とはEspressif Systemsが2016年頃に発売した無線マイコンで、低価格・高性能かつarduinoで簡単に開発出来るなどの理由により電子工作界隈では一気に広がりを見せています。私もESP32の開発ボードやM5カメラなどで遊んでいますが、とにかく「こんな簡単で良いの?」といったくらいに無線通信が可能です。下記にESP32とWFI32の比較を載せましたが、よく似た構成となっております。(機能に間違いが有ればコメントで指摘ください)

項目ESP32(ESP-WROOM-32)WFI32
CPUXtensaデュアルコア32ビットLX6マイクロプロセッサPIC32MZ1025W104SoC
CPU速度Max240MHz / 600DMIPSMax200MHz / 710DMIPS
Flash4~16MByte1MByte
RAM512kByte256kByte
WifiIEEE 802.11 b/g/n
Station/softAP/SoftAP+station/P2P
IEEE 802.11 b/g/n
AP/Station/softAP
WiFiセキュリティ WFA/WPA/WPA2/WAPI /WPSWPA/WPA2/WPA3 Personal, TLS, SSL
BlueToothBluetooth v4.2 +EDR、クラス1、2および30
ADC分解能 12bit
入力Ch数 1ch
ADモジュール数 2ch(1chはWifiと排他使用)
最大サンプリング速度 200ksps
分解能 12bit
入力Ch数 16ch
ADモジュール数 2ch
最大サンプリング速度 2Msps
ENOB 10.5bit
DACモジュール数 2ch
分解能 8bit
0
Touch Input106
Timer 47
UART 33
SPI 3(内一つは内蔵FLASHの通信に使用)2
I2C 21
I2S 21
SDIO1(マスター/スレーブ)0
Capture/Compare04 / 4
USB0FullSpeed
(CDC Deviceのみ)
Ethernet110/100 × 1
CAN CAN 2.0BCAN 2.0B × 1
CANFD × 1
DMA18
SQI10
I/Oピン2137
PTG01
ホールセンサ10
暗号化エンジン AES,SHA-2,RSA,ECC,RNDAES,TDES,ECC,ECDH,ECDSA,Ed25519,RND
セキュアエレメントNoYes
参考価格
(Digikey)
350~600円程度 1,400~1,500円
(fig.3)ESP32とWFI32の比較

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